走シンドローム

栃木を中心にマラソン・ランニング・陸上の情報を独断と偏見によってまとめます。※内容の正誤はご自身で確かめ、ご判断ください。

栃木県郡市町対抗駅伝

栃木県内の各郡市町が中学生男女~一般ランナーを含む代表チームを結成し、宇都宮~栃木市を往復する60.02km(10区間)で競います。全国レベルの中学生・高校生や、栃木県出身で箱根駅伝・実業団駅伝等で活躍しているランナーが帰省して出場する、とても豪華なレースです。

毎年とちぎテレビで生中継されますが、今年の解説ゲストは宇賀地強さん!

www.tochigi-tv.jp

 

▼2018年大会振り返り

【全体】

那須塩原Aが圧巻の優勝。3時間4分0秒は大会新記録。復路の1時間32分11秒も大会新記録。2位との総合タイム差4分54秒も過去最大。
 星野凜ー木村理来ー石川龍之介ー桜井勇生ー八木沢元樹
 熊耳智貴ー和久夢来ー郡司陽大ー大谷陽ー加々美雄躍
 ※2位 大田原A3時間8分54秒

区間
 1区 平山萌花(宇都宮A/若松原中)
 2区木村理来(那須塩原A/東海大
 3区黒川翔矢(鹿沼A/JR東日本
 4区東泉大河(那須塩原B/三島中)
 5区栃木渡(栃木/順天堂大)※区間

 6区熊耳智貴(那須塩原A/國學院大
 7区室伏杏花里(真岡A/東洋大
 8区郡司陽大(那須塩原A/東海大
 9区大谷陽(那須塩原A/佐野日大高)
 10区加々美雄躍(那須塩原A/西那須野中)

・宇賀地強さんの解説が的確・客観的ですごく面白かった。かなり多くの選手と繋がりもあるため、駅伝ファンにはたまらないコメントばかりだった。

 

【1区】

区間賞の平山萌花(宇都宮A/若松原中)は2年連続の区間賞!

 

【2区】

・木村理来(那須塩原A/東海大)のタイム16分36秒は歴代2位。最優秀選手賞。
・2位は溜池勇太(那須塩原B/日本薬科大学)の16分56秒。スタートは溜池が先だったが中盤で木村が追いつき、デットヒートの上那須塩原A→那須塩原Bの僅差で襷リレー。ここから那須塩原劇場が始まった。

 

【3区】

・3区区間賞の黒川選手は12人抜き。「これからはオリンピックに向けてマラソンに挑戦していく」(作新→駒沢大学JR東日本)。

 

【4区】

区間賞は東泉大河(那須塩原B/三島中)で優秀選手賞。櫻井、工藤など全国レベルの選手を抑えて先頭で襷リレー。

 

【5区】

・5区区間賞は栃木渡(栃木/順天堂)、31分6秒で区間新記録・優秀選手賞。昨年石川(佐野/日本大)が出した記録を1秒上回った。日光市代表では中村陵介が出走。栃木と共に順天堂大学4年生で今年2区・9区を走った2人が中盤並走した。
区間2位は櫻岡駿(大田原/NTN)。1位の那須塩原Aを猛追したが届かず。ただ、大田原Aを往路2位まで引き上げた。
区間3位は八木沢元樹(那須塩原A/ヤクルト)。先に襷リレーした那須塩原Bの吉成を追って中盤で逆転、往路優勝。

 

【6区】

・2018箱根駅伝で復路を走った3選手が中盤から抜け出し見ごたえのある競り合いに。ラスト1kmを過ぎた超線橋の下りで菊地が仕掛けて石川が離れると、最後のスパートで熊耳が区間賞。「去年の6区2位だった時のタイムは覚えていないが、駅伝なのでタイムよりも次につなぐ走りを意識した」。昨年の6区は横手健が1人抜け出して単独走・区間賞だったので、熊耳は2位集団を制している。

 1 熊耳智貴(那須塩原A/國學院大で2018箱根9区)31分55秒
 2 菊地駿弥(宇都宮市A/城西大で2018箱根6区)31分58秒
 3 石川佳樹(南那須/拓殖大で2018箱根7区)32分7秒

 

【7区】

区間賞は室伏杏花里(東洋大)で唯一の9分台。

 

【8区】

区間賞郡司陽大(東海大/那須塩原A)の記録は区間歴代5位の24分18秒。区間2位と1分12秒の差をつけたが、歴代1位の2010年宇賀地強(駒澤大学)は23分21秒。この区間記録はやはり偉大。

区間4位は黒崎拓克選手(コニカミノルタ東洋大←大田原高校)。2016年3月で競技からは引退したが、今回の郡市駅伝では堂々たる走り。解説が宇賀地さん(コニカミノルタの後輩)だったこともまた良かった。黒崎選手と言えば箱根2区のスペシャリスト。大きなストライドモグス、竹澤と同じ時代に競り合った姿が印象的。フルマラソン:2時間9分7秒、郡市駅伝6区:区間歴代2位記録保持者。閉会式後、県庁でのインタビューで「宇賀地くん!がんばったよ!」と最高の笑顔。「一流ではなくなってしまったけど、市民ランナーとして若い選手に負けないようにしたい」。

 

【9区】

区間賞の大谷陽(佐野日大高)17分31秒は区間歴代4位。区間記録は2006年の河野晴友、同じく佐野日大高校で16分56秒。大会新記録を出すような今回の那須塩原くらい層厚いチームでないと、この区間に実力者を配置することは難しい。ちなみに大谷は東海大学に進学予定。

 

【10区】

区間賞は先頭を走る那須塩原Aの加々美雄躍(西那須野中)。総合優勝のゴールテープを切った。

 

▼2018年大会の見所(大会前更新)

◇優勝争いの主軸は昨年優勝の那須塩原A.。全区間で穴のない配置。
 1星野凜(黒磯北中)
 2木村理来(東海大)
 3石川龍之介(那須拓陽高)
 4桜井勇生(黒磯北中)
 5八木沢元樹(ヤクルト)
 6熊耳智貴(國學院大
 7和久夢来(ユニバーサル)

 8郡司陽大(東海大)
 9大谷陽(佐野日大高)
 10加々美雄躍(西那須野中)  

 

 

◇5区、6区は最長区間でエースが集まる。5区は往路のアンカーで逆転劇が起こりやすく、6区は復路一斉スタートで豪華選手の直接対決を見ることができる区間。主な選手をピックアップ

【5区】

 ・栃木渡 栃木 順天堂大学

 ・中村陵介 日光A 順天堂大学

 ・櫻岡駿 大田原A NTN

 ・八木沢元樹 那須塩原A ヤクルト

 ・小野恵崇 さくらA 那須拓陽高校

 ・大森龍之介 那須 東洋大

 

【6区】

 ・菊地駿弥 宇都宮A 城西大

 ・大塚瑞季 足利A 帝京大

 ・島津稜 栃木 白鴎足利

 ・植松蓮 佐野A プレス工業

 ・柏木晃平 日光A 白鴎足利

 ・熊耳智貴 那須塩原A 國學院大

 ・的場亮太 さくらA 小森コーポ

 ・石川佳樹 南那須 拓殖大 

 

▼【参考】各区間特徴と歴代上位

後から編集した1・4・7・10区は集計間に合っていません。また、手動集計のため間違いあったらごめんなさい。編集中。

 

 【1区(2.7km)】

◇歴代上位(順-名前-チーム-所属-タイム-年代)

1 平山 宇都宮 - 8’51” 2017

2 千葉 大田原 - 8’56” 2017

3 飯島 足利 - 8’59” 2015

▲9分以内、2015年以降▲

 

【2区(5.76km)】

◇特徴:1区中学女子2.7kmの次区間、男子一般・高校生。団子から序盤に抜け出し、勢いをつけて3区に渡したい。下り基調のため男子一般高校区間の中では一番のスピード区間

◇歴代上位(順-名前-チーム-所属-タイム-年代)

1 上村純也 足利 山梨学院大学 16'12 2015年

2 木村理来 那須塩原A 東海大) 16分36秒 2018年【NEW】

2 大森龍之介 ー 佐野日大高校 16'40 2017年

3 佐藤慎吾 芳賀 日清食品 16'41 2012年

4 高久龍 那須塩原 那須拓陽高校 16'52 2011年

5 横松徹 真岡 日本大学 16'55 2013年

6 小林淳輝 - 上武大学 16'55 2017年

▲16分55秒以内▲

 

【3区(8.13km)】

◇特徴:男子一般・高校生。2区に引き続き下り基調。往路中盤の重要区間

◇歴代上位(順-名前-チーム-所属-タイム-年代)

1 大谷卓也 真岡 駒澤大学 23'21 2015年

2 上村純也 足利 山梨学院大学 23'21 2016年

3 安藤健太 大田原 東海大学 23'22 2017年

4 上村純也 足利 白鴎足利高校 23'29 2013年

4 郡司貴大 那須塩原 駒澤大学 23'29 2013年

6 八木沢 那須塩原 那拓 23'35 2011年

▲23分35秒以内▲

 

【4区(3km)】

◇歴代上位(順-名前-チーム-所属-タイム-年代)

1 松山 大田原 ー 8’38” 2017

2 大谷 那須塩原 - 8’42” 2015

3 東泉大河 那須塩原B 三島中  8分44秒 2018年【NEW】
4 工藤巧夢 大田原A  大田原中 8分45秒 2018年【NEW】
5 大田和一斗 真岡市A  ー 8分48秒 2018年【NEW】

5 小野 さくら - 8’48” 2016

▲8’50"以内、2015年以降▲

 

【5区(10.42km)】

◇特徴:往路のアンカー区間で男子一般・高校生区間。6区と並んで最長区間で往路全体の1/3を占めるのでたびたび往路優勝の逆転劇が発生する。細かだが3回陸橋のアップダウンあり。(公式では6区と同じ距離だが、外側を走るので若干こちらの方が長いのでは・・・?)。区間記録は2017年10年ぶりに更新。

◇歴代上位(順-名前-チーム-所属-タイム-年代)

1 栃木渡 栃木 順天堂大学 31'06" 2018年【NEW】

2 石川颯真 佐野 日本大学 31'07” 2017年

3 菊池昌寿 - 亜細亜大学 31'14 2007年

4 的場亮太 さくら 小森コーポ 31’17” 2013年

5 栃木渡 栃木 順天堂大 31’21” 2017年

6 塩谷桂太 南那須 中央学院大 31’21” 2015年

7 石川颯真 佐野 日本大学 31’22” 2015年

 

【6区(10.42km)】

◇特徴:復路のスタート区間。往路の順位に限らず一斉スタートとなる男子一般・高校生区間。5区の裏返し区間だが各チームのエース級がスタートからの直接対決となる区間区間記録は、5区同様に2017年、10年ぶりの更新。

◇歴代上位(順-名前-チーム-所属-タイム-年代)

1 横手健 鹿沼 富士通 31'08 2017年

2 黒崎拓克 矢板 東洋大 31'15 2007年

3 佐藤慎悟 芳賀 日清食品 31'17 2009年

4 浅石祐史 さくら 駒澤大学 31'22 2016年

5 栃木渡 栃木 順天堂大学 31'26 2016年

6 黒崎拓克 矢板 東洋大 31'30 2012年

▲31分30秒以内▲

 

【7区(3km)】

◇歴代上位(順-名前-チーム-所属-タイム-年代)

1 下角 矢板 ー 9'35" 2015年

2 小谷 大田原 - 9'40" 2017年

▲9'40”以内、2015年以降▲ 

 

【8区(8.13km)】

◇特徴:往路3区の裏返しで男子一般・高校区間。登り基調で、復路順位・総合順位含めこの区間で大体決まってくる、重要区間区間記録上位2位までを宇賀地強が保有しており、特に23'21"はダントツの記録。

 

◇歴代上位(順-名前-チーム-所属-タイム-年代)

1 宇賀地強 宇都宮 駒澤大学 23'21 2010年

2 宇賀地強 宇都宮 作新学院高校 23'40" 2006年

3 横手健 鹿沼 明治大 23'47 2015年

4 横松徹 真岡 佐野日大高校 24'14 2009年

5 郡司陽大 那須塩原A 東海大学 24’18” 2018年【NEW】

6 河野晴友 宇都宮 佐野日大高校 24'19 2007年

7 的場亮太 さくら 小森コーポ 24'22 2017年

▲24分25秒以内▲

 

【9区(5.74km)】

◇特徴:往路2区の裏返し。登り基調に加え最後に陸橋を超える。アンカー中学生男子につなぐ。区間記録は当時高校生だった河野晴友。11年破られていない記録もすごいが、9区に主力を投入できるチーム力も必要になる。

 

◇歴代上位(順-名前-チーム-所属-タイム-年代)

1 河野晴友 宇都宮 佐野日大高校 16'56 2006年

2 佐藤直樹 宇都宮 城西大学 17'14 2007年

3 茂木亮太 足利 青山学院大 17'21 2015年

4 大谷陽 那須塩原A 佐野日大 17’31" 2018年

5 伊藤達志 那須塩原 JAなすの 17'32 2010年

6 早乙女夏紀 芳賀 作新 17'36 2009

7 木村 那須塩原 - 17'39 2015年

 

▲17分40秒以内▲

 

【10区(2.7km)】

1 宮下 那須塩原 - 8'09" 2017年

2 山崎 那須塩原 - 8'11" 2015年

3 赤坂 足利 - 8'12" 2017年

4 工藤 大田原 - 8'15" 2017年

▲8'15”以内、2015年以降▲

 

★各区間最高タイム

2区(5.74km) 上村純也 足利 山梨学院大学 16'12 2015年
3区(8.13km) 大谷卓也 真岡 駒澤大学 23'21 2015年
3区(8.13km) 上村純也 足利 山梨学院大学 23'21 2016年
5区(10.42km) 栃木渡 栃木 順天堂大学 31'08” 2018年
6区(10.42km) 横手健 鹿沼 富士通 31'08 2017年
8区(8.13km) 宇賀地強 宇都宮 駒澤大学 23'21 2010年
9区(5.74km) 河野晴友 宇都宮 佐野日大高校 16'56 2006年

 

▼関連サイト

下野新聞特設サイト

www.shimotsuke.co.jp

・栃木テレビ特設サイト

www.tochigi-tv.jp