東北2連戦と年代別優勝をプレイバック(2014年)
こんな情勢なので、過去の走った記録を文章化しています。
今回は2014年の「東北2連戦」について。
2014年は、おそらく社会人になってから一番走っていた時期だったと思います。2013年に社会人になって栃木から上京・一人暮らしを始めました。2014年は2年目ということで、東京での一人暮らしや社会人にも慣れてきたところ。当時は彼女もいなかったこともあり(笑)、いろいろ好きに暮らしていました。
やはり走ることは根底としてあって、夏~年内に大会に出まくっており、今のところは唯一の2日連続でのレース出走を決行しました。
(部活でのレースは2連戦ありましたね。市民ランナーになって唯一、です。)
選んだレースはこの2つです。
9/13 しらかわ郷里マラソン(福島県白河市) 10km
9/14 しろいし蔵王高原マラソン(宮城県白石市) 10㎞
ちょうど日程が空いていて、当時東京に住んでいた僕にはあまり馴染みのない東北方面で2連戦ができそうな大会を見つけ、思わずエントリーしてしまいました。
※今の仕事の立場で福島のマラソン大会にこんなに出入りする日がくるとは、当時思ってもいませんでした。
ここからは微かな記憶を辿って書いています(笑)。
地元(栃木県)に居て、大学の頃仲良くしていた後輩(男)を誘って、2人旅に出るという、今考えてみると不思議な計画にしていました。栃木まで電車で出て、その後輩に車を出してもらって、朝早い東北道を北上していきます。
※あれ?前日実家に泊まったかな?覚えてません。笑
まず最初のレースは「しらかわ郷里マラソン」。白河市の中でも東端に位置する旧「東村」。「きつねうち温泉」が隣接する「東風の台運動公園」が会場となっています。今となっては仕事で4年以上関わっているのでかなり詳しくなりました(笑)。
レースは10㎞に参加。当時は暑かった記憶があるのですが、気象庁のデータで見てみると、最高気温23度(11時)でした。
レースのこともほとんど記憶にないのですが、すごく気持ちの良い田舎道、ちょっとしたアップダウンで脚を使わされながら走っていたような気がします。
当時としてはあまり良い記録とは言えない37分03秒でした。順位は39歳以下の部で11位。
きつねうち温泉もあまり意識しておらず、さっと会場を出てしまいました。白河ラーメンを食べて、「小峰城」を観光して、東北道を北に駆け上がります。たぶん、1日目だった思うのですが、宮城県白石市に着いた後も「白石城」を観光しました。
※特に2人とも城マニアなわけではないです。笑
1日目は白石市の温泉宿に泊まり、2日目「しろいし蔵王高原マラソン」です。この大会は、大会の特徴として「激坂注意」を打ち出していて最初(下り)と最後(登り)の1.5㎞で最大傾斜10.5%の坂を駆け上がらなくてはなりません。
当時はあまり坂慣れしていなかったので驚愕していましたが、今となっては1.5kmで10.5%の坂だと、そこそこだな、と感覚がぶっとんでしまっています。
※もちろん、レース、特に短い距離でこの傾斜は普通にきついです。
ここでも10㎞に出場しました。前日、あまり良く走れなかったことや、2日連続だったということもあり、楽しく走れればいいやと思っていたのですが、なんと、年代別(29歳以下)で優勝をしてしまいました!
坂を1.5㎞一気に駆け下りた後は、折り返し地点まで平坦かと思いきや意外と登ったり下ったりが続くこの大会。ラップタイムは残っていませんが、この中間をあまり無理せず楽に走っていたような気がします。
「年代別1位」なので前にもランナーはいましたが、ほとんど単独走でした。折り返しを過ぎ、意外と楽に走れていることに気づき、ただ、最後坂があることもわかっていたのでそのままリラックスして走り、最後1.5㎞の激坂で力を振り絞りました。
フィニッシュした直後は前にランナーもいたので、年代別優勝なんて思ってもいなかったです。
記録を今見返してみたら、僕より速い人が30代の部で5人、40代で3人もいました。部門に助けられた優勝でしたが、今のところ単独市民レースでは唯一の優勝なので、思い入れがあります。
ちなみにタイムは37分11秒でした。アップダウンや激坂・2日目を考えると、前日のしらかわ郷里とほとんど変わらないのはおかしいのですが、しらかわがいい刺激になってこの日に調子のピークが来たのかもしれません。
帰りもひたすら東北道を下って栃木まで。運転含め付き合ってくれた後輩にはめちゃくちゃ感謝です。迷惑かけてごめんなさい。笑
もう6年も前のことなのですが、こうやって振り返ってみると当時の景色や気持ちがよみがえってくるから不思議なものです。この時は、マラソン以外も含めて本当に自由きままにいろんなことをしていて、若かったなぁ・・・と思ってしまいます(笑)。
2連戦や年代別優勝、そして東北の青い空は記憶がとても強く、きっと今後も記憶に残っていく2日間なんだと思います。