走シンドローム

栃木県のマラソン・陸上情報を個人の見解でまとめたり、自分が走った記録をまとめたりしてます。

ピッチとストライドを分析してみた。

約1ヶ月前にガーミンのGPSウォッチを購入した。

www.garmin.co.jp

陸上出身者の僕としては、「スーパーランナーズ」が絶対神であり、青春の象徴だったので、GPSウォッチを買うというのは大きな決断だった。

www.seiko-watch.co.jp

が、買ってみるとどっぷりはまってしまった(笑)。GPSウォッチの特徴としては、どこを走っていても何キロ走ったかわかる、というのが一番メインにはなるが、最近のものはペースがリアルタイムに表示され、1kmごとを自動で教えてくれ、ピッチやストライドを算出し、どこを走ったか・どこが何キロ地点だったかをレポートし、更には脈泊や上下動まで割り出せるものまである。一昔前まで、これらを知るためには研究施設で計測をしなければならなかったのだが、それが手軽に市民ランナーでもできるのだ。また、これによってランニングの奥深さにより触れることができるようになってくる。書きたいことはいろいろあるけど(笑)、今回は僕がこの1ヶ月でGPSウォッチを買って一通りの練習をこなした中で、ピッチとストライドの関係性についておもしろいなーと思ったことがあるのでそれをまとめてみた。

 

□表1

  走行距離 最高ペース 平均ペース 最高ピッチ(spm) 平均ピッチ 平均ストライド(m)
3km 7'46" 7'54" 167 164 0,77
6km 5'22" 5'51" 168 163 1,05
12km 5'14" 5'28" 171 162 1,13
14km 4'47” 5'16 173 164 1,16
10km 4'47" 5'02 171 166 1,20
7km 3'51" 4'31” 182 169 1,31
6km 3'35" 3’42" 185 174 1,58
1km 3'11" 3'11" 198 183 1,76

不慣れな僕がエクセルを使ってせっせとまとめた資料がこれ。いろんな日の走った内容を遅い順に①~⑧にまとめている。内容は距離、1キロあたりのペース(最高と平均)、1分間に何回脚を接地したかを表すピッチ(最高と平均)、1歩の長さを表すストライド

これは知っている方が多いとは思うが、「走り」というのは「ピッチ数×ストライド」だ。このくらいの歩幅で、このくらいの回転数で、脚を動かした結果が進む距離(=スピード)になる。

また、表についても簡単に補足すると、①は本練習が終わった後のダウンジョグの3kmだ。1キロ8分に近いペースでゆっくりと走っている。④、⑤は割と速めのペースのジョグ。⑦は競技場で実施した6kmのビルドアップ走。⑧は1000mのインターバルを実施した日の1本を切り取っている。約1ヶ月走った中でうまくペースにばらつきが出るように抽出してまとめた。

僕はどちらかというとストライドタイプで、遅いピッチ、大きな歩幅で走る特徴がある。ピッチ数160台というのは走ってみるとわかると思うが、割と遅い方。

 

さて、本題に入る。表1をよーく見るとわかるのだが、3kmをゆーっくり走っている①と14kmを平均5'16"で走っている⑤、平均ピッチ数が同じなのだ。1kmあたりのペースは2分半以上という膨大な上がり方をしているのに、脚の回転数は全く同じ・・・では何で速く走れるのか。ストライドが40cm以上伸びている。①~⑤くらいまでは、ペースが全く違ってもピッチが変わらず、ストライドで走りを調整しているのだ!これは、もちろん意図的にやったのではなく、自然にそうなっている。

その先を見ていく。⑥ではピッチが169まで上がったがそこまで大きくない。ただ、ストライドは一気に10cm伸びている。⑤までとは少し別に考えた方がよさそうだ。

⑦ではピッチ数174。一気に伸びた!ストライドの伸び方もこれまでとはわけが違う。

そして⑧ではピッチ数183!最高は198!平均ストライドも僕の身長172cmを超える176cmまで上がっている。

表2

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今までの話をわかりやすくまとめたのが表2。1km7'54"から5'16までは同じピッチ数で走っているが、それ以降はペースが上がるたびにピッチ数が大きく伸びている(ついでに言うとストライドも大きく上がっている)。

 

僕個人のデータでしか測っていないので何とも言えないのだが、5'16"までは無理のないペースで走っていて、ピッチ数が同じ中でストライドで調整できていたものが、それを超えると少し無理の範疇に入ってきてピッチ数を上げることで対応した。それに合わせてストライドも大きく伸ばした。ということだ。

ここからは仮説の域を出ないのだが、この5’16が自分の楽に走れる限界値なんじゃないだろうかと思った。5分を切ってきたりすると、まだ楽なのだが何十キロも走ると無理が生じてくる。逆にこの5'16を超えないペースならば、調子にも左右されるとは思うが、楽に走り続けることができるのではないだろうか。「このペースより速く走ると疲れがたまる」という指標は乳酸値などでも表されるが、それによって身体にはこういった変化が現れていたんだ、という発見だった。

また、僕はストライド走法なのでもっと楽にストライドを伸ばして、ピッチも少しは上げれる走りを研究していく必要がある。別の視点から見ると、体力をもっと向上させれば、この164というピッチ数で走れるペースがもっと上がっていくのではないか?とも思っている。両方の観点からトレーニング計画を立てていく必要がある。

 

はぁ・・・一気に書いたので結構疲れました(笑)。後で読み直して変なところ修正しようと思いますが、とりあえず。