走シンドローム

栃木×マラソン・ランニングの情報発信│1児の凡才パパランナーの走った記録、日常、思ったことなど

天平マラソン2018(10km)

今日は下野市で開催された天平マラソンの10kmを走ってきました。11月のジュビロ磐田ハーフでの快走(キロ4押し)後、腰を痛めて練習量が落ちていました。12月後半からぼちぼち練習は積んでいたのですが、がっつりスピード練習などはできていなかったし、厳しいレースになるかと思っていました。とは言えフラットなコース。3'45"イーブンくらいでいきたいところ。

 

※今回、かなり長編になってしまった挙句、あまり天平マラソン自体のことを欠けませんでした(笑)。ので、一応目次をつけています。

 

スタート前

アップで会場をうろうろしている間に知り合いに多数会いました。そんなこともあって、2キロくらいはアップしたと思いますが、ちゃんと体操とかもせずにスタートへ。今日のシューズは「アディゼロタクミレンブースト」、半袖Tシャツとハーパン、手袋。

 

 

序盤戦

スタートと同時に先頭に二人のランナーが出て、他を寄せ付けないスピードでどんどん前へ。ちゃんと練習してそのうちあそこに加わりたいな、と思いながら眺めつつ、「そのうち」とか言ってるから「ここ」なんだろうな、とも思いました(笑)。あまり無理せず身体の動くままに1km、3'35"。思ったより速い?

その後も身体に任せて無理せず走ると2~3kmが3'42"、3'47"。あれ?どんどん落ちてる。脚は重めでうまく前に出る感覚がありません。でも、呼吸は全然楽。ここままではどんどん落ちてしまう、と思い、腕を振り骨盤を振り(?)、少し無理をしてストライドをのばすことにしました。その甲斐あってか4~5kmは3'43"、3'46"。少しずつ落ちてくる前のランナーを拾いつつ、後ろにも列ができていました。相変わらず脚は重いのですが、呼吸は楽。不思議な感覚でした。

 

中盤戦

5kmを過ぎた瞬間、後ろについていたランナー1人がパチンコ玉のようにポーンと前に飛び出ました。あまりにペースが上がったのでついていけなかったのですが、それをきっかけに僕もペースを上げることにしました。脚が重くてピッチを上げることは困難だったので、ピッチは落とさずストライドをもう少しのばすことでスピードを上げます。6~7kmが3'34"、3'40"。この間にも前の選手を一人ずつとらえていきます。開けた田園地帯なので微風でも前に出ることで風避けになってしまうのですが、自分の今の走りを崩したくなく、後ろにつかずに抜いていきました。ここで初めて、今日は脚が重いだけで調子は悪くないということに気付き、残りのタイム次第では36分台に手が届くことにも気づきました。

今更ですがコースについて言及すると、前半細かいアップダウンがありつつも短く、斜度もそこまでありません。ただ、前半嫌な感覚で走っていた自分にとってはこれが嫌でした。そんな細かいアップダウンはありつつも全体を通してはフラット、先ほど書いた通り風通しの良い田園地帯です。また、後半になるとクネクネと曲がり門が増えてきます。スピードを出してストライドで走っていると、こういったコーナーをうまく走れるかどうか、一瞬のスピードダウンで調子を落としがちです。が、今日はそんなことなく、うまく乗り切れました。

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ラスト3km

キツくはなっているものの呼吸も余裕があれば身体も動く(相変わらず素早くは動かない)。いつもレース後半で思うことはひとつ。「ラスト1km、ラスト100mなら誰だって頑張れる。キツいところで粘れるか、上げられるかが分かれ道だ」という、中学部活時代の鬼顧問の言葉です。ラスト3km。このままいけばまぁ問題なくゴールできる。けど、ここを上げられるかどうかが分かれ道。ということで、上げました。上げたというより、だれないようにもう一度仕切り直した、という表現が正しいと思います。ストライドを伸ばす意識を再度確認、ちゃんと骨盤が動いてる、腕もそれに呼応してるか補助できてるか、ピッチは落ちてないか、身体全体が連動して前に進んでいるか。8~9kmは3'35"、3'37"。ちなみにレース中はあまり細かくタイムは意識できていません。この時支えになっていたのは、遥か前に見える一人のランナーが、わずかながら近づいているということ。ここに絶対追い付く!という気持ちでラスト1kmを走っていました。ラスト1kmは地味~な登り。でも、前半ほど気になりませんでした。ただ前に追い付きたい一心で走り、ラスト300mくらいでとらえて一気に追い抜きます。すると、更に50mほど前にゆっくり走っているランナーが見えました。さすがにもう無理か?と思いつつ諦めずにダッシュ!ゴール5m手前くらいでぎりぎり抜かしてフィニッシュしました。3'31"。

 

結果

結局タイムは36'33"。36分台は2年以上ぶりで、自信がつきました。今回のレースを詳細に見ると、前半5kmが18'34"、後半5kmが17'58"というネガティブスプリット。僕は大抵後半落ちるポジティブスプリットなので、ネガティブで好タイムなのは新鮮でした。後半に向けて身体がスピードに呼応してきたのではないかと思っています。平均ピッチは178、平均ストライドは1.54m。今日はほんとストライド走法だなと思いました。走り始めて15年くらいたつのに、ほんとにフォームっていう点では奥が深くて、今日のフォームはおそらく自分によく合っているフォームなんだろうと思いつつ、ここ数年探究していた効率的な走法とは少し離れているもので、大学生くらいの頃に一周して戻ってきた感じです(笑)。でも、いろんな経験、試行錯誤していい方法を見つけ出すのが一番いいと思ってるので、それが何年後になるのか、はたまた生きて走っている間に見つけられないのかわかりませんが(笑)、楽しく模索していこうと思っています。今日のフォームの細かい点は省略します。

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新たな発見(練習とその成果)

今日は「脚が重いけど調子は悪くない」という、あまり経験したことのない状態でした。その理由として確信的ではないですがこうではないかな?と思っていることとして、練習内容だと思っています。僕はわりと長い距離を走り込むことを苦手としていて、逆にスピード練習を好む傾向にあります。だからフルマラソンが博打なんですね(笑)。ここまでは今までも感じていたことです。そして、10km以下の距離をしっかり走るには絶対的にスピード練習が重要と思っていました。もちろん長めのジョグはしつつ、です。でも、考えてみれば11月のハーフ前からずーっとちゃんとしたスピード練習をしていなかったな、と思いました。だからこそ今日不安だったのですが、これこそ「脚が重いけど調子は悪くない」という状態を作り出した要因だと思いました。スピード練習をしてないからキレは非常に悪いのです。トップスピードもそこまで出ない。でも、その代わりに距離をある程度は走り込んでいたお陰で耐える脚・身体が出来上がっていたのだと思います。かつ、息があがらない程度のペースだったからもった、逆に後半に余裕があった。

まぁあくまで予測にすぎないのですが、これにより、短い距離のレースに出るからロング走をしない、という僕の言い訳ができなくなってしまいました(笑)。かつ、ここにスピードを乗せればもっとタイムは出るだろうという自信にもなりました。

 

まとめ

今日は思わぬ快走かつ、今までに経験したことないことが多くて非常に長い文章になってしまいました。あまり天平マラソンのことを書いてないですね、すみません(笑)。最後にコースについて感じたことですが、調子がいいときは果てしなく前が見えるので走りやすいけど、調子が悪いときはその全く反対のことが起こるだろうな、と思いました。

 

▼おまけ~3Dコースマップ~

www.relive.cc

 

 

kou90ersrun.hatenablog.com

 

歴代ランニングシューズ

ランニングを部活と言う意味で初めてから、歴代お世話になったランニングシューズをまとめておくことにしました。が、昔のシューズはなかなか思い出せず、記憶が飛んでるところもあります(間違えてるところもありそう)。もっと多かったような…思い出したら書き足し、これからは追記していくようにします。

 

ウェーブスペーサー(mizuno)


ウェーブイダテン2(mizuno)
ウェーブクルーズ(mizuno)
ウェーブイダテン3(mizuno)

 

【2008】
ウェーブエキデン(mizuno)
ウェーブイダテン4(mizuno)

 

【2009】
ルナスパイダーLT+(NIKE
ルナスパイダーLT+(NIKE
ルナスパイダーLT+2(NIKE
ルナスパイダーR(NIKE
ルナスパイダーLT+3(NIKE
ルナスパイダーLT+3(NIKE
ルナスパイダーLT4(NIKE


ターサージール(asics

ズームスピードレーサー(NIKE

 

【2016】
クラウドサーファー(on)

 

【2017】
アディゼロタクミレン【練】ブースト3(adidas
クラウドフロー(on)

 

【2018】
ストロボM(new balance

県内でクロカンならろまんちっく村

 

1月6日

今日はろまんちっく村で走ってきました。元々河内の競技場で走る予定だったのですが、途中道を間違えて行くのがめんどくさくなり、ろまんちっく村まで行ってしまいました(笑)。うっかりは続くもので、GPSウォッチを忘れてしまいました。。。

 

ということで、今日はあまり距離とか時間とか気にせず走ることにしました。ろまんちっく村では毎年5月にリレーマラソンが開催されています。そのコースをまずは走りました。普通に散歩している方もいるし、道もそこまで広くないので注意が必要ですが、みのりの森を1周ぐるっと走ると1キロくらい、入りくんだ道をくねくねしながら「頂上」などを経由するともう少しだけバリエーション多く、距離も長く走れます。ここでも十分にいいコースで、たまに走りたいなという印象だったのですが、そこで体感10キロくらい走った後に駐車場(第3)奥に見えた階段と森が気になったので行ってみたのが良かった!

 

ここからがようやく本題です(笑)。ここで、ずっと追い求めていたクロカンコースに出会います。まずは写真をいくつか。

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ここ、マウンテンバイクのコースなのです!こんな看板も。

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最強のクロカンだ!今後ここで練習することが増えそうだ!と思っていましたが、マウンテンバイクのコースということでそもそも走っていいのか?とも思いつつだったのですが、看板にもある通り自由に使っていいようです。もちろんバイクが走ることもあると思うので注意は必要です。安全第一でお願いします。ただ、今日はバイクどころか誰もいませんでした。

面積自体はおそらくそこまで広くないのですが、さすがマウンテンバイクのコース。ちゃんと道も作られていて(ほんとにちょうどよくクロカンコース程度に)、坂もなかなかのもの、クネクネと迷路のようなコースを一周すると2キロくらいはありそう。僕が知っている範囲では、栃木県で一番いいクロカンコースです。

 

場所。

エリアマップ|道の駅うつのみや ろまんちっく村-46haの滞在体験型ファームパーク

第3駐車場の一番奥に停めて、エリアマップでは一番左の森のエリアです(里のエリアの左)。ちなみに、真ん中にある森のエリアは、中盤に記載した「みのりの森」ですね。

 

ロードや競技場を走る機会が非常に多いので、ある程度走れるクロカンはほんとに貴重です。今後のいい練習場所になりそうです。ちなみにここ、観光もできれば温泉もあります。

 

 

余談。

今回、競技場に行くつもりで練習では使ったことのないろまんちっく村に行き、更にウォッチを忘れるというやる気が2段で落ちる日でした。でも、以前読んだ何かのマラソンの本で、「日本人選手は時計を見て、決められた道、トラックやロードを淡々と走る。だから弱いのではないか?ケニアエチオピアの選手は、野山をただひたすら走る。」と書かれていました。それに対する日本人指導者の反論で「ケニアエチオピアの選手も日本のように走ればもっと速くなる」と書いてあって更におもしろいな、と思いました。まぁこれについてどうこう言うのが本論じゃないのですが、僕はわりと時間とか距離とか練習内容とか気にしてしまうタイプです。でも、たまにはそんなこと忘れて全然走ったことのない場所で、ペースも考えず、ルートも調べず、いろいろな物から解放されて走る日があってもいいなと、今日走りながら考えていました。

 

1月15日追記

すごいクロカンを見つけた!けどGPSウォッチを忘れて高低差や1周の距離を測れなかった・・・と思っていたので、再度行ってきました。毎回思うのですが、宇都宮駅より東に住んでいるとろまんちっく村って以外と遠い・・・。

今回はさくっと書きます。

いざ!GPSウォッチをもって1周走ったのですが、走っている時に時計を見ながら気づいてはいたのですが、距離が正しく計測されませんでした。と、いうのも、どんなにスピードを出しても6分/kmくらいまでしか表示が上がらないのです(キロ4分切ってるくらいの感覚でも)。原因はこのコースの特殊性。面積的には非常に狭いところですがうまくコースが設計されていて細かくくねくねとしたコースになっています。なので、その細かな距離までGPSが反応してくれないのです。

▼1周した時のルートと距離、高低差(あてになりません)

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陸上競技場をぐるぐるしているときも、1kmあたり130mずつずれていきましたが、今回のクロカンはもっとずれている気がします。では、実際どのくらいの距離なのか。毎周回ペースの上げ下げはあるものの体感平均5分ちょっとくらいで10分以上かかりました。ので、おそらく2kmくらいはあると思うのです・・・すごくあいまいな感じですみません。笑

今回はここを3周回して、その他のエリアもぐるぐるしてみました。道路には行かず芝生や土をできるだけ選択して走ったのですが、結構いろいろなルートを取ることができてジョグには最適な場所だと改めて思いました。芝生広場では動き作りや流しもできるし。

▼2周分だと同じとこ走ってるのにこんなにぐちゃぐちゃ(笑)

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なかなか行くのが面倒くさいのですが、やはりクロカンでの練習は絶対に必要だと思っていて、本当は週に何回もいきたいのですが、2週~1月に1回くらいはここで走りたいなと思いました。

※共用とは言えマウンテンバイクのコースであることには変わりないので、お気をつけください!

 

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リンクまとめ

www.romanticmura.com

 

kou90ersrun.hatenablog.com

 

みかも山公園

今日は知り合いに誘われてみかも山公園にてLSDを実施してきました(2018年1月4日)。何度も走ったことのある大好きなコースですが、県内にある「公園」の中では一番ハードなコースではないかと思います。ただ、飽きも来ないのでジョグには適していますね。

 

普段1人で来るときには南口に車を停めるのですが、今日は西口集合でした。ちなみに東口もあり、どこの駐車場も広いです。南口がわかりやすさでは一番で、県道50号線沿いにあり、近くに道の駅もあります。
穴場が今回の西口で、一番わかりにくく僕も今回初めて来たのですが、近くに「リフレッシュセンター」というところがあります。西口駐車場から1キロ以内くらいのところにありまして、ここに温泉やプール・トレーニング設備もあるのです!こんなひっそりとしたところに!知らなかった!なので、このリフレッシュセンターに車を停めてみかも山を走ると、そのまま温泉にいけちゃうのです。これにより、僕の県内練習場所ランキングが一気にあがりました(笑)。場所が佐野で自宅から遠いこともあり、個人的な不便さはありますが、それを覗いたらすごくいいですね。

 

みかも山公園はトレイルもできますが、今回はロードコースでのLSD。

▼こんな感じで2周走りました。

www.relive.cc

▼合わせて園内マップもご覧ください。

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ほんとにここ、迷路のように広い公園なんです。いつもは西口に立ち寄らずに外周をぐるっと走るのですが、それで6kmくらい。西口に立ち寄ると走り方によって10kmくらいのコースを取ることができます

走ったコースに沿って、まずは1周目から。
西口駐車場を出発して、「万葉庭園」を1周しました。特に立ち寄る必要性もないのですが、距離が稼げていいです。その後淡々と登っていき、まずは公園を時計回りに走ります。
先に2周した高低図を載せておきます。

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ほんとにここ、アップダウンだらけで、斜度もなかなかのものです。
西口から登ったと思ったら下り、東口駐車場に着きます。その後、また登り、南口に向けて走ります。
南口には斜度が14%~15%という七曲がり坂があります。1周目は七曲がり坂へは行かずに南口駐車場に降りて、折り返し登って西駐車場(スタート地点)へ向かいました(ちなみにこの南駐車場への登り下りも14%の坂です(笑))。南口から西口駐車場に向かう道のりは細かいアップダウンで東側に比べたら楽です。西口駐車場に向かって下り、途中の万葉庭園で1周走って、周回2周目に突入します。ここで9キロちょっとくらい

 

2周目は1周目と違い、反時計周りで走りました。南口に先に向かうコースです。後でわかりますが、これがよくなかった(笑)。先ほどの通り、こっち側(西⇔南)のアップダウンの方がゆるやかなので快調に進みます。
そして先ほどの南口まで降りてきた後に事件(笑)が発生します。速い人が七曲がり坂に向かってペースを上げ始めたのです。私と友人もそれに追随し、1周目走らなかった七曲がり坂を必死で登りました。斜度15%が約1kmくらい続くこの坂、ほんとにえぐい、きつい。。。やっとの思いで登りきり、折り返し下り、東駐車場に向かいました。
このとき、嫌な予感がしていました。何だかペース速くないか?(笑)。嫌な予感は当たり、東駐車場を超えたあたりの登りでまた1人がペースを上げたのです。後から聞いたのですが、完全に仕掛けたそうです(笑)。そして上述したとおり、「東側」はアップダウンがきついのです。ペースを上げ始めたポイントからきついのぼりが再び始まり、僕もこういうところで変に闘争心が出てしまうので、ペースを上げるしかなかったのです。そこからはほんとに惰性。登りきったあとの西口駐車場までも突っ走りました。あんなに下りでスピード出したの久しぶりです。めちゃくちゃきつかった。。。

 

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一人で走っていると、長い距離も辛いですし、前半押さえて後半ぎりぎりまで上げる、なんてこともなかなかできないので、とってもいい練習になりました!そして、偶然だったのですが、西口で観光協会さんが無料の豚汁配布をしていたので、それを食べて帰りました。温泉は時間がなかったのでパス。ただ、次回はいきたいな。

 

www.park-tochigi.com

www.konami.com

▼練習記録

 

▼関連記事

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栃木県民のニューイヤー駅伝2018

栃木県でニューイヤー駅伝に関連する選手をまとめています。手作業で集計しているので、間違いや追加があったらご指摘ください。(更新日:12月31日。当日までに解説等間に合いませんでした。すみません。)

www.tbs.co.jp区間エントリー:12月31日

スタート:1月1日 9時15分

 

 

栃木関連選手区間エントリー

1区 宇賀地(コニカミノルタ)、浅石(ヤクルト)
2区 大谷(プレス工業
4区 横手(富士通)、高久(ヤクルト)
5区 菊池(SGホールディングス
6区 石川(カネボウ
7区 池田(ヤクルト)
補欠 八木沢(ヤクルト)、櫻岡(NTN)、植松(プレス)、小林・塩谷・上村(SUBARU)、茂木(住友)、池沢(セキノ)

 

栃木が誇るエース、宇賀地が1区にエントリー、最大の見所。同様に1区の浅石は駒澤・作新の宇賀地の後輩にあたる。

インターナショナル区間2区に挑むのは大谷。

エース区間4区には横手、高久。

ルーキーとして石川が6区にエントリー。

ヤクルトは3名が区間エントリーに入り4人目八木沢は補欠。対照的にSUBARUは3名全員が補欠配置。

 

 チーム別栃木関連選手一覧

コニカミノルタ

 ▼宇賀地強(駒澤大作新学院)・・・区間エントリー1区

        ・1987年生まれ

        ・5000m:13'29"、10000m:27'40"、ハーフ:1:00'58"

        ・言わずと知れた栃木長距界のスターにしてエース。スターとなる要因として、走力以外にもチームを引っ張っていく力、速さへの貪欲な探求心、そしてガッツ溢れる走り。駅伝では襷を受けとると肩にかける前にダッシュ、レースでは先行逃げ切り型、その走りのファンは非常に多い。

    駒沢大学時代には箱根駅伝にて4度、エース区間となる2区を走った。在学中に三大駅伝をフル出場し、4度優勝へ導く。コニカミノルタへ進んだあとにも記録を伸ばし、日本トップクラスへ。4度ニューイヤー駅伝にて優勝。現在主将を務める。2011年の都道府県対抗男子駅伝ではアンカー区間を走り、栃木県を初の優勝へと導いている。まさに栃木のスターにしてエース。

 

富士通  

 ▼横手健(明治大←作新学院)・・・区間エントリー4区

        ・1993年生まれ

        ・5000m:13'31"、10000m:27'58"、ハーフ:1:01'37"

        ・鮮烈なテレビデビューだった。2009年の都道府県対抗男子駅伝、当時中学生で野球部だった横手は栃木県チームの2区を走り、5位でもらった襷を2位まで押し上げなんと区間2位。作新学院高校時代は、2011年の都道府県対抗男子駅伝では5区を走り栃木県初の優勝に貢献。3年次の総体5000mで日本人1位、国体で1位と世代トップで活躍。明治大学でもその力を発揮し、全日本大学駅伝での区間新、日本選手権での入賞、大学4年次には世代唯一の10000m27分台を記録した。富士通入社後、早くも主力として活躍している。

    スタイルはとにかく粘り。165cmと小柄な身体を大きく使った走りは見ごたえがある。作新出身で「THE・エース」、宇賀地強の系譜か。

 

カネボウ  

 ▼石川颯真(日本大←佐野日大)・・・区間エントリー6区

        ・1994年生まれ

        ・5000m:13'53"、10000m:28'43"、ハーフ:1:02'20"

 

◇ヤクルト  

 ▼池田宗司(駒澤大那須拓陽)・・・区間エントリー7区

        ・1986年生まれ

        ・5000m:13'52"、10000m:28'37"、ハーフ:1:02'10"、フル:2:10'59"

 

 ▼高久龍(東洋大那須拓陽)・・・区間エントリー4区

        ・1993年生まれ

        ・5000m:13'57"、10000m:28'3"、ハーフ:1:02'20"

 

 ▼八木沢元樹(明治大←那須拓陽)・・・区間エントリー補欠

       ・1993年生まれ

       ・5000m:13'28"、10000m:29'33"

 

 ▼浅石祐史(駒澤大作新学院)・・・区間エントリー1区

       ・1995年生まれ

       ・5000m:13'58"、10000m:30'17"

 

プレス工業  

 ▼大谷卓也(駒澤大佐野日大)・・・区間エントリー2区

       ・1992年生まれ

       ・5000m:13'56"、10000m:28'52"、ハーフ:1:03'27"

 

 ▼植松蓮(佐野日大)・・・区間エントリー補欠

       ・1996年生まれ

       ・5000m:14'21"

 

SUBARU

 ▼小林光二中央学院大那須拓陽)・・・区間エントリー補欠

       ・1989年生まれ

       ・5000m:14'04"、10000m:29'14"、ハーフ:1:03'02"、フル:2:08'51"

 

 ▼塩谷桂太(中央学院大那須拓陽)・・・区間エントリー補欠

 ▼上村純也(山梨学院大白鴎足利)・・・区間エントリー補欠

 

NTN  

 ▼櫻岡駿(東洋大那須拓陽)・・・区間エントリー補欠

 

セキノ興産

 ▼池澤健太(國學院大那須拓陽)・・・区間エントリー補欠

 

SGホールディングスグループ

 ▼菊池貴文(国士舘大←黒磯南)・・・区間エントリー5区

 

住友電工

 ▼茂木亮太(青山学院大白鴎足利)・・・区間エントリー補欠

 

 

出身校別人数集計

1)那須拓陽 7人

2)作新学院 3人

2)佐野日大 3人

4)白鴎足利 2人

5)黒磯南 1人

計16名がチームエントリーされている。

1000×2、200×10、600×1(河内陸上競技場)

今日は河内総合運動公園陸上競技場で練習してきました。宇都宮市の北部に位置する陸上競技場。僕はいつも競技場といえば小山市向野か、県総合(西川田)で練習することが多かったのですが、4号沿いとは言え宇都宮住みなので小山はちょっと遠いし、西川田は改修工事で使えなくなってしまったしで困っていたところでした。今まで河内を使わなかった理由としては、宇都宮なら県総合があるから、という理由だったのですが、今回行ってみたら、思ったより近いし、200円と安めだし、とてもいいところでした。ちなみに、公園自体はそこまで大きくないですが周回1.1kmくらい走れるコースはあり、プール等もありました。

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さて、11月中旬に少し腰を痛めてしまってからは11月下旬から少しづつ練習を開始していたとは言え、強度の高い練習はかなり久しぶりでした。インターバルなんてたぶん2ヶ月ぶりとか。おそらく身体の切れはかなり落ちてるだろうな、と思いつつも年明けに天平マラソン10kmがあるので、ここら辺で刺激を入れておかないとと思い、1000×5をやることにしました。タイトルでネタバレしているのですが、結果的に1000×5はできませんでした。笑

 

まず、1000×5をやろうと思った理由。1000×5といえど、間を200ジョグとかでつなぐようなタイプのものではなく、間をあえて4分くらい空けて1本1本しっかり走ることを目的に実施しました。どうせ今の力では間を詰めてやったところでできないだろうと思っていたし、とは言え天平までに時間がないし、で折衷案です。遅くて3'30"、速くても3'20"で4本目まで丁寧に走って、5本目はフリーでいこうと思っていました。

 

で、結局1000mは2本しかできなかったのですが、理由、というか言い訳が2つあります(笑)。

1つ目、すごく寒かった!今年一番くらいの寒さの中風もあり、その中でスピード練習不足の僕がいきなりやるというのは、少し無理がありました。

とは言え、それだけの理由なら無理やりいけば5本はできそうな感触でしたが、もうひとつの理由により断念します。それは・・・昼食(笑)。1000mを開始したのが15時くらい、昼食は12時半くらいに完了したのですが、宇都宮の漬け麺屋「みやこ屋」でがっつり食べてしまったことにより、腹が重いし、少し気持ち悪いし。2時間半あれば大丈夫かな・・・と思ったのが完全に誤算でした。

1000m1本目 3'25"

1000m2本目 3'26”

 

さて、これでジョグに切り替えるのはさすがにもったいない。でも、1000mを遅く走っても今日の練習目的ではない、ということで、身体にキレを取り戻していくという目的のみに絞って200m×10を実施しました。つなぎは200mウォーク。全力ではなく、気持ちよく長距離のフォームで走れる範囲で走りました。

200mのタイム。

39"-38"-37"-36"-36"-35"-35"-35"-34"-35"

1本目は身体が重くてこれで39”!?というような走りだったのですが、3本目くらいで身体が軽くなってきて無理せず走りがよくなり、ペースも無理せず上がっていきました。結果的にはこの練習がすごく良かったと思っています。心肺循環器系への負荷は少なくなってしまいましたが、身体の動きや筋肉への刺激がしっかり入り、次に繋がる練習になったかと思います。

そして、最後に締めで600×1をやりました。タイムは1’49"。ほぼ全力でいったのですが全く伸びず。今の力はこんなもんだなぁー、と実感。天平もそうですが、その後駅伝シーズンも控えているのでできれば週1、少なくとも2週に1回はスピード練習を入れていきたいと思います。

はが路ふれあい「ハーフ」マラソン

最近練習と言っても1時間以内のジョグばかり、走っても13km、スピード練もいれずでだらだらと過ごしていました。でも、1月に天平マラソン(10km)を控えているので、このままではいかん!と思い、20kmくらいの距離走をしようと計画。

当初は氏家駅まで電車で行って宇都宮まで走ってくる、という計画だったのですが、どういう装備でいこうか・・・など考えていたら面倒になり、平行して走った後に温泉に入りたいなぁという思いもあり、井頭公園だ!となりました。とは言え、井頭公園ぐるぐるをひとりで20kmできるわけがない・・・(とても飽き性です)。

と言うことで、前置きが長くなりましたが、今回は明後日(12月17日)開催のはが路ふれあいマラソン(井頭公園発着)のコースをショートカットしてハーフくらいの距離を走ることにしました!

 

はが路ふれあいマラソンについて簡単に解説。今年で4回目となるフルマラソン大会です。公認コース。名前の通り、芳賀郡をぐるり一周(真岡→益子→茂木→市貝→芳賀→真岡)します。この大会、何と立ち上げから3回連続で大会100撰入りする人気大会になっています!しかもかなりの高得点!人気ながら無理のない2,500名という定員、1市4町が競い合うようなおもてなし合戦・特徴的なエイド、スタッフのホスピタリティ、細かな気配り・・・などなど、ここは大規模な都市型マラソンでの成功とは全く違った形でマラソン大会として成功していて、本当にすごいなぁといつも思っています。

 

本題はこれではないので(笑)、今日走ったことについてそろそろ書きたいと思います。

▼先に恒例の、よくわからない3Dコースマップ

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まず、井頭公園をスタートして最初の5kmはマラソン大会のコースと全く同じコースを走ります。途中急な下りが1箇所ある以外は平坦。1km毎の距離表示も道路に記載されていてありがたいです。3km~5kmは歩道がないのでご注意ください。

▼3km地点。白いマークがあります。1km毎今日走ったところは全てありました。

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▼5km地点には明後日の大会のためのトイレが既に設置されてました。

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ほんとうはこのままコース上を沿って走っていきたいところなのですが、それだとフルマラソンになってしまうので・・・笑、5kmの交差点「原町十字路」を左折して「61号」に入り、コースから反れます。

ここからはひたすら北上、北上。田園風景で今日は遠くの山がきれいに見えました。風が強かったら地獄だな(笑)。

▼途中で市貝町に入ります。

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市貝町に入っても北上、北上。この61号線、ずーっと歩道があって走りやすいです。123号線をパス。ここで10kmくらいでした。ファミリーマートがあるので休憩もできます。更に北上、北上・・・んー、ほんとに北上しかしてない(笑)。

そしてついに、マラソンのコースに出くわしました!

▼61号線とマラソンコースの交差点

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ここが「上赤羽」交差点、左折して165号に入ります。ここにもセブンイレブンがあります。

▼そして左折してすぐ、芳賀町に入りました。

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ここからは左側に歩道がないので、右側を走ります。右側はずっと歩道があるので安心です。ここもひたーすらまっすーぐです。途中途中でマラソンのための仮設トイレがあったりしましたが、ひたすらまっすぐには変わりなく(笑)。「北長島」交差点はちょっと迷いますが、道沿いまっすぐでOKです。ここで156号線になります。

そしてその先、今回の迷いポイント1!西水沼!123号線という比較的大きい道路にあたり、その交差点にファミリーマートセブンイレブンがあります。大会HPのコース図では少しわかりにくいですが、ここは123号線に沿って右折が正解です。右折してすぐに36km表示があります。そしてその後すぐに左折します。この左折ポイントがすごくわかりにくくて、ただの農道です。僕のマップでは行き過ぎて1つ先を曲がっていますが、ガソリンスタンドが対向にあるところで左折してください。本当に何もない道路で不安になりますが、それであってます(笑)。

▼農道に入りしばらく走ったところから逆を向いて写真をとったのがこれ。

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さぁ、この後HPではまっすぐのコース図になっていますが、意外とくねくねしてるとこもあります。基本的に道沿いです。

▼ちょっと困るのがここ

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まっすぐではなく、明らかにT字路を右折・すぐに左折・そこからのクランク!笑 僕もちょっとあってるか不安でしたが、クランク前に38kmポイントがあったのでよかった。さて、農道をまっすぐ、まっすぐ。歩道もなければ車道も狭いですが、交通量が非常に少ないので走りやすいです。

39kmをパスして信号を右折。この先で今回コースロストをしてしまいました。。。ここまで来たのにもったいない。。。信号の後坂道に入ります。坂道を何段か登った後に交差点(信号なし)があり、ここをまっすぐ行ってしまいました。「打越新田」の表示があり、ここを左折しなければならなかったのです。ちなみにこの坂、かなりきついということを聞いていたのでどんなもんかと思っていました。ゆるやかに登り始め、段階的に何段か上るイメージです。なるほど、こういうきつさか、と思っていたら一番最後にどかん!!と斜度が待ち受けていました(笑)。いやーこれはきつい。地味にボディーブローをくらい続け、最後にとどめの一撃をくらう感じです。

と、いうことで、コースロストをしてこと自体、少し行ってから気づいたので、やる気を完全になくしてここからはGPSをたどり井頭公園をめざします。

▼なぜか途中こんなトレイルを走ることに・・・

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ので、後半も後半はあてになりませんが、恐らく1kmくらい長く走りました。

▼これで21.99km。

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おおー、たぶん間違えなければほんとうにハーフくらいの距離!全体的に歩道もあって走りやすいし、コンビニもあるし、信号ストップは少なめだし。このくらいの距離をゆるゆる走りたい、となった時はここにくるようになるかもしれませんここの良いところは車を公園におけるところですね(あと温泉)。みなさんもぜひぜひお試しください!

 

▼ちなみに高低差はこんなもん。

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だらだら登り下りしてるように見えますが、実際走っていると全然感じませんでした。平坦かと思っていました。

▼はが路ふれあいマラソンコース図左側

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今回走ったコースをわかりやすく説明すると、はが路ふれあいマラソンの~5km、コースをそれて61号を北上し、マラソンの最後10km、という感じです。

 

走り終わった後はもちろんお隣の井頭温泉でゆっくり。久しぶりの距離走は楽しく大成功に終わりました!やっぱり僕は飽き性なので、何かこういう目的があった方が走れるんだなぁー、と改めて思ったのでした。

 

▼最後にコースマップをもう一度。なんか道路紹介みたいなブログになってしまったなぁと思いました。

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まさに地域密着~ジュビロ磐田メモリアルハーフマラソン~

第20回記念のジュビロ磐田メモリアルハーフマラソンに出場してきました。

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前書き

栃木県内では矢板たかはら日光マウンテンランニングなど開催されている日なので、栃木県民としてはそこら辺に出るべきかと思いましたが、たまには遠出したいなとも思いエントリー。あえてここを選んだ理由としては①大会100撰ハーフマラソンランキング③サッカー好き、というところでした。大会100撰に拘りすぎるのもあまり好きではないのですが、いわゆる「大規模都市型」を除く100撰大会は地域の色が濃く出てていいなぁと思ったりしてます。

 

ちなみに、僕の社会人ベストは2014年11月の那須塩原ハーフで1時間22分56秒。その頃はかなり走り込んでたし、スピードもありました。同じく2014年11月末の富士山マラソンサブスリー(2時間58分29秒)をして自己ベストを出して以来、僕の市民ランナーとしての力は落ちる一方でした。なかなか仕事が忙しい、とかもありますが、それはみんな同じ。2017年に入ってからいろいろ外的にモチベーションを上げる要因もありまして、「そこそこ」練習を積めている今回。公認コースということもあり、一応勝負レースとしてキロ4(1時間24分)を狙っていました。

 

レース結果

さて、本題レースについて先に(その後にこの大会の素晴らしさとか、地域密着というのを語りたいと思います。笑)コースはマップで見る限り、最初と最後に大きな登り坂がある以外は比較的フラット。気温は15度(ガーミンより)、曇り、風は2.5m(天気予報より)と絶好のコンディション。

 

スタートは最前列に位置するところに並べました。カウントダウンがなくいきなりスタート。スタート地点もその後の道路も全面規制で走りやすいです。スタートしてすぐ右に曲がり、すぐに「心臓破りの坂」が見えてきました。いやいや、いきなり過ぎないか?笑。でも、変に中盤とかであるとリズム崩すので、ここであるのには大歓迎です。無理せずに登れました。そのあと3kmくらいにも坂がありましたが、同じく序盤なので無理なく走れ、あんまり覚えてないです。前半は特に応援が多くて、吹奏楽部とかも至るところにいました。できる限り無理なく走ろうと思ってたので、こういうのはほんとにありがたいです。キロ表示も1キロごとにあり。前半のペースは、そこまで飛ばしてる意識がなく、むしろ抑えているくらいの走りだったのですが3'44-3'45-3'55-3'49-3'53、5kmで19'06”。お、これはもしやキロ4イーブンより速くいけるのか?と思いましたが、例の「1/3刻み戦略」を意識して淡々と走りました。

 

中盤に入ると田園風景?が多くなり、少しだけですが風も気になるようになりました。微風でよかった、風強かったらこのコース相当きつい。また、細かいアップダウン=小さな橋を渡ることや、直角カーブもあり、平坦基調ではありますがテクニカルなコースでした。僕は飽き性なので、このくらいの方が気分転換になっていいです。

そして!僕が今大会で一番よかったところ!ロータッチエイド!(笑)「ハイタッチ」ではなく「ロータッチ」。幼稚園児がコース脇にずらーっと並んで手を出してくるポイントです。これがコース上6ヶ所にあり、中盤に集中してるのですが、思った以上に気分転換になり元気をもらえました。キロ4くらいで走ってたのでほとんど周りではわざわざロータッチしに行く人はいなかったですが、僕はわざわざコース脇に寄ってできる限り全員とタッチできるようにしました。これで少し足を使ったような気もしましたが、それ以上にそこで元気になる方がプラスでした。もう少し後半にあればよかったなぁ。ちなみに10kmは39’04”(この5kmは19'58”)。

 

そんなこんなで「1/3戦略」の2/3、14キロが近づきます。ここまで無理もなく、ほとんどキロ4かそれを切るくらい。上げたいという気持ちを抑えつつ走ってきました。14キロを越えたところでペースを少しずつあげようと思ってたのですが、思ったよりも余裕!!という訳でもなく、ここが気持ち的には半分、最後に登り坂、ということもあり、ペースを維持することにしました。

 

思った通り。15キロくらいで身体が重いな、固いな、という感覚になってきました(59'03”/この5kmは19'59”)。同じ走り方をしていると少しずつペースが落ちてきます。ここら辺から、「バイキンマン」に助けられます。話は少し戻りますが10kmくらいでバイキンマン!という声が沿道から増え始めました。あまり気にしなかったのですが14キロすぎの折りかえしポイントで、少し後ろにバイキンマンの仮装をしてる人がいることがわかりました。おいおい…キロ4に仮装がいるのか…と感心していたのですが、16~17キロくらいでこのバイキンマンに捕まったのです!!また、このバイキンマンがいるちょっと前に4人くらいの集団がいて、この集団がおそらくキロ4イーブンくらいで走っていました。流石にバイキンマンに負けるわけにはいかない、と身体にむち打ち、前のキロ4集団につくことができました。ここら辺がほんとにきつかった。。。

後で見てみたら、後半ピッチが落ちていました。最近心がけていることとして、ペースとピッチは明らかに比例するので、きついときほどピッチは変えないようにしています。

▼レース中のピッチ数(ガーミン)・・・緑は平均よりピッチ数が少ないところ。

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残り2kmを切り、2回にわけて、距離は短いですが結構急な登坂がありました。短かったので勢いでいけたのですが、登りきったところで身体を使いきってしまったような状態。ここで後ろから、ミシ…ミシ… 、という音が聞こえてきます。これは…バイキンマンの顔が揺れてきしむ音!(笑) これのおかげでまた息を吹きかえして最後までバイキンマンと闘い、ラストスパートでなんとか置いていき、1時間24分20秒で完走できました。ありがとう、バイキンマン、ありがとう、幼稚園児、な結果でした。

 

正直、練習で20キロを超えることなんて夏すぎてから1回しかやらなかったので、不安はありました。ですが、何とかこのタイムで走ることができたのは純粋にうれしいし、今後のモチベーションにもなりました。前半かなり余裕をもっていたのに後半急にダメになった原因としては、やはり練習での距離走不足だと思っています。10月に2回、キロ4分15キロのペース走をやったので、長く速いペースで走る負荷は目標からしてこのくらいでいいかと思いますが、それ以外の日にゆっくりジョグでも20kmを超える距離を走ったり、15kmペース走の翌日にインターバルか10km以内の速いペース走をするとか、ハーフに対応するための練習をしなければならなかったなぁと思いました。いつも思うだけで実行できないのですが・・・。

 

▼高低図(ガーミン)・・・スタートが低いところでフィニッシュが高いところ・・・。笑

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▼コース図(公式)

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▼3Dコースマップ

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大会の良さ、スポーツの地域密着

さて、ひとまずレース結果までは書き切りましたので、この後はこの大会で感じた大会の良さやマラソン(スポーツ)の地域密着について、少し考えたことを語ろうと思います。

1)レース記でも書いた「ロータッチエイド」以外にも、本当にたくさんの地域の方が支えている大会だな、と思いました。コース上には地元学生の吹奏楽部や、地域の方の応援がたくさん。私設エイドもありました。また、大会公式で、5名以上で応援をするボランティア制度があります。また、荷物預かり所には中学生か、高校生か、恐らく運動部の子達が元気良くやっていました。

2)コース。前半磐田市の中心部を駆け抜ける気持ちいいコースです。駅前の通りも走るので、交通規制等大変だろうなと思っています。近年、特に都市型の大会では交通規制問題が挙がっていますが、ここは(完全に僕の主観ですが、)あまりそういった不満を言う市民も少なく、マラソンを応援する文化ができているのではないかな?と思いました。

3)大会の前日~当日に市内のいたるところで使えるクーポンやおもてなし特典。大会についているスポンサーの数々。

4)また、会場を見ていて思ったのはファミリー層の多さ。そして、おそらく地元民の多さ。楽しめる会場ブースの数々。飲食ブースなんて本当にすごいです!

これら1)~4)を支えている根底にあるのは、やはり大会名にもなっている「ジュビロ磐田」だと思います。

 

ジュビロ磐田:J1の超名門クラブです。大会当日も沿道で応援していたり、サブ種目を一緒に走ったり、イベント出演、抽選で約1,000名(!)にサインなど・・・なんと「全選手」で盛り上げています!J1シーズンも最終盤戦の一番重要な時期に、これだけのサービスがあるのです。

これにより、マラソンを普段しない、見ない人でもこのイベントに向けて応援をするし、走る。ジュビロ磐田、地域が誇るクラブのイベントだからこそ、市民・地域が一体となって応援する。こういう雰囲気が感じられました。

Jリーグは地域密着を理念に立ち上げられているので、まさにそれを体言しているクラブだな、と思いましたし、マラソン大会としてもこんなに理想的なことはないな、と思いました。

また、今いろんな大規模マラソンが立ち上げられていたり、昔から続いている小さなマラソン大会が行き場を失ってしまっていたり、何でマラソンを開催しているのかわからなくなってきてしまったような時代ですが(言い過ぎ?笑)、サッカー・Jリーグってすごいな、と改めて思った大会でした。

うまくまとめられずすみません・・・。