走シンドローム

栃木×マラソン・ランニングの情報発信│1児の凡才パパランナーの走った記録、日常、思ったことなど

2019芳賀町梨の里マラソン①スポーツと産業

今日は、芳賀町で開催された「梨の里マラソン」に出場してきました。何度も書いてる通り、10月ほとんど走ってなくて、その中でこの大会にエントリーしてることすら忘れてました(笑)。

 

栃木県はこの11月2週目、マラソン激戦区になっています。昔からの「矢板たかはらマラソン」、数年前に始まり人気が高くなっている「日光マウンテンランニング」、今年から始まった(残念ながら台風の影響で中止となった)渡良瀬遊水地の「とちぎハートランドラソン」、そしてこの「芳賀町梨の里マラソン」(32回の歴史を誇ります!)。

少し毛色が違いますが、今年から始まった「壬生町月例マラソン」も同週でした。

 

激戦区の中でも最長の歴史を持ちますが、町民のためのマラソン大会的な位置づけとなっていて、申し込み方法は窓口もしくはFAX、参加費は当日支払い(1000円!)、自動計測も実施しておらず完走証も手書きです。

そのため知名度が極めて低くて、最長5kmの一般男子部門で70名くらいしかいませんでした。あとは地元の小中学生が多いイメージです。

 

そんな大会なので(?)申し込んだことすら忘れてたのですが、通知が届いて思い出すという事態でした。

 

 

会場は家から30分弱と非常に近い場所だったし、走るのも5km、加えて芳賀町民祭りを併催しているということもあり、息子(1歳半)と妻も一緒に行きました。

 

到着してびっくり。ローカル感満載のこじんまりした大会を想定していたのですが思っていた5倍くらい盛り上がっていました(笑)。それはやっぱり町民祭りと併催していたことが大きいと思います。というか、マラソンより町民祭りがメインっぽい感じでした。

個人的にはこの方法ってすごい良いと思っています。話がそれます。笑

 

ラソン大会の主催者ってほとんどが行政です。もっと言うとスポーツ課的な部署が担当することが多いです。

こういう町民祭り的なものは産業課、商工課的な部署が担当することが多いです。

https://www.town.tochigi-haga.lg.jp/kankou/hagacyoumin.html

こういう形で「町のお祭り」と「町のマラソン」が同時開催されてるケースって少ないと思います。つまり、「商工課」と「スポーツ課」が同時に存在しているわけです。内部は知らないので現場的な動きはしっかり縦割りなのかもしれませんが、チラシでも共存してるのですごいなと思います。

ラソン大会だとマラソン大会単体で予算を組んで形にしなければいけない。逆も然り。それを一緒にすることによって、町の負担が減ると思います。お金も手間も。

もちろん、来場者も増えます。どちらにも属する層はいると思いますが、マラソンに出るために来たら町民祭りをやってたので楽しんだ、町民祭りに来たらマラソンをやっていたので応援した、という人は多いと思います。僕なんかはまさにそうで、マラソンのために行きましたが町民祭りをやっていることを知って家族も連れて行きました(めちゃくちゃ楽しみました)。

それぞれのイベントの開催目的によるので、全ての町のイベントがこうなるべきとは言いませんが、少なくとも今これだけの市民マラソン大会乱立時代で困っている小規模大会は多いと思うので、こういう考え方はすごくいいと思います。

 

やばい。話がそれた方が長くなりすぎたので、自分のレース結果は別で書きます。笑

 

 

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