走シンドローム

栃木×マラソン・ランニングの情報発信│1児の凡才パパランナーの走った記録、日常、思ったことなど

日立さくらロードレース

今日は、日立さくらロードレースで10kmを、走ってきました。何も考えなければ翌週のおやま思川ざくら5kmが近くて良いのですが、できるだけいろんな大会に出たいなと思って、大会100撰にも選ばれているこの大会にしました。

話がいきなり反れますが、100撰に入ってくる大会って悪い大会は当然ながら全くないんですが、100撰に絶対入らないであろうめちゃくちゃいい大会もたくさんあるので、両方とも満遍なく出てみたいなーと思っています。

 

さて、最近の練習状況はというと、1月の牛久シティマラソン、2月のしらさぎ駅伝、3月のリレーマラソン、と、コンスタントにレースに出てはいて、それぞれで悪くない(良くもない)結果で走れていました。ここで、「良くもない」ってなってるのは、練習としてジョグばっかりしかできてなくて、レースに耐えうる練習ができてない(してない)からなんだと思ってます。この反省、毎回毎回書いてるな。笑

12月のくろばねマラソン10kmで38分03秒。この時そこそこ身体は動いてたので、これに近いタイムで走れたらいいなーと思ってました。

 

ちなみにこの大会、オフィシャルの駐車場がなく、公共交通機関でお越しくださいとなってます。しかしながら宇都宮から電車というのは厳しく、車にて。9時スタートに対して7時半到着目標にして、5時半すぎに家を出ました。ナビだと宇都宮上三川インターを案内されるのですが、茂木から常陸大宮を抜けていく一般道で行くことに決めてました。

序盤は信号にちょこちょこ引っ掛かってましたが、予定通り1時間40分くらいで到着。駐車場があるか心配でしたが、駅の近くということもあってか有料駐車場がたくさんあり、会場のすぐ近くに停めることができました。ただしこれが落とし穴だったことは追って書きます…

 

今日は一人で来たのですが、友達が出ていたので一緒に荷物を置かせてもらいました。荷物預けはすごいこみ合っていたようなのでよかったかな?この大会、最長ハーフですが14000人?も参加者がいるメガ大会!どこもかしこも人だらけで、大会運営の工夫でどうにかできる域を超えてました。むしろ、この人数をうまく捌いてるなーという感覚でした。

 

軽くアップして、気温もそこそこ高かったので、ランシャツランパンで走ることにしました。靴はお馴染みアディゼロタクミ練。

スタートは桜のトンネルのようになっていてすごく綺麗なところでした。今年はちょうどタイミングが良かったみたい。10キロだけでも4000人くらいいたようですが、40分以内のブロックに入って前から3列目くらい、右端の方に待機。

スタートして数百メートルで左に折れるのがわかっていたので、スタートと同時に段々集団が左に寄ってきます。僕の個人的なところなのですが、集団の中で走るのがあんまり好きじゃなく、いつも大会では最初前に出ちゃうか、集団ができる反対側を走ったりしてます。今回もあえて右側寄りを走っていきました。

先頭はあっという間に前に行ってしまいました。自分の走りもそんなに力むことなくリラックスした走り。10kmもつか不安なので、あまりペースは気にせずに楽に走ることを前半の課題としていました。

●入りの1km:3’38"

うん、悪くない。あとからわかったのですが、最初少し登っていたようなのでこのタイムは十分というところです。1kmに差し掛かるちょっと手前から明らかな下りに突入しました。僕は変わらずリラックスして、でも下りにうまくスピードを乗せられるように走っていました。最初飛ばしたのであろう選手を数人拾いながら下っていきやがて海が見えてきます。

●2km:3:34

下りだったのがあるとは言え、楽に走ってこれなら上出来!一気に「これいけるのでは?」という気持ちになってきますが落ち着いて落ち着いて。

そしてここからの景色が素晴らしかったです。海沿いのバイパス道路なのですが、海より少し高い位置に道路があって、まさに海の上を走っているような感覚。天気も良くて風もそこまで強くないのでめちゃくちゃ気持ちよかったです。特に、海なし県生まれ海なし県育ちの栃木県民にはこういう景色はすごく刺さります。笑

●3km:3:40

出来すぎなタイム。少なくともこのくらいか、もうちょっと遅いくらいのタイムをキープできればなぁーと思って走っていました。このくらいまでに僕を先頭に5人くらいの集団になっていて、特につらくなかったのであまり気にせず自分のペースで走っていました。調子がいいときの集団の先頭って悪い気しない。

●4km:3:44

あれ?少し落ちたかな?と思いつつもあまり無理せずキープ。

●5km:3:47

あれれ?落ちてきたなーと。でも、5km通過が18:25くらいだったので、3:50押しでもフィニッシュ予測37:35。それより速く走れるだろうと思っているくらいでした。このあたりで集団がばらけ、後ろについていた4人がバラバラと前に出て行きます。確かにペース落ちてるからなぁと思い、少しがんばって一番後ろの人についていこうとすると、脚がめちゃくちゃ重いことに気づきます。

コースの一番奥まで行き、折り返してその理由に気づきました。実は前半の終盤は登っていたのです。見た目的にはあんまり感じなかったので、単純にペースが落ちてしまって脚も重くなってしまって、少しやばいな、と思っていたのですが、折り返して下り始めて少し元気になりました。

●6km:3:55

登りで落ちた分仕方ないと思い、下りに身を任せていくと少し楽に。後半は基本的に前半の折り返しなので、また海沿いを走りつつ、多くのランナーとすれ違うことができます。

●7km:3:44

よかった良かった。ペースが戻った!あと3km、この調子なら後半上げて37分台前半いけるぞ!と思っていました。このあたりで後ろから1人ランナーがきて、抜かれたのでついていきます。このあたりで再び、脚が重いなぁと思い始めて、今回初めて「キツイ」という感覚になってしまいました。

●8km:3:49

何とかキープしてる感じ。ただ余裕はなくなってきてます。先に抜かれたランナーは段々遠くなっていき、その差をできるだけ開かないようにと思いながら粘っている感じでした。右側にメイン会場近くのビルなどが見え、それがある場所の高さにちょっと愕然としました。めちゃくちゃ高いところにある・・・ということは、それだけ登るのか・・・と。笑

●9km:3:51

落ちすぎず何とかこらえていましたが、また後ろから1人ランナーが来てしまいました。ラスト1キロなのでもういくだけだ!と思い、そのランナーと並走します。海の上を走る橋に別れを告げて右に折れ、会場方面に向かっているとどんどん脚が重くなります。それはそのはず、めちゃくちゃ登っているのです。目に見えて登ってる!ただし、他のランナーもペースは落ちています。自分も落ちているのもわかりつつ何とか粘り、ラストスパートも効かない脚で何とかフィニッシュ!

●10km:3:53

■フィニッシュ:37:42■

 

年末のくろばねマラソンの時には38:03、そして、感覚的にはくろばねマラソンの方が良かったので、今回は全く悪くない結果でした。重いながらに走れてしまったのは、大会だけでですがコンスタントにスピードを入れ続けることができているからかと思います。でも、1年前の天平ラソン10kmの36分台にはまだまだ遠いかな、という感じです。また、今回くろばねマラソンよりもペースは速いにも関わらずピッチが遅くなっていました。たぶん、脚が重いと感じたこととか含めて、調子的には良くはなかったのかな、と思っています。もしくは、鈍っているか。

次は5月の春日部10kmなのですが、6月に奥武蔵ウルトラ78kmを控えているので、GWは走りこみの予定。そのため、10km本気で走ることはできないと思っています。土曜マラソンとかでスピードは維持しつつ、かな。。

 

さて、ダウンも終わって10時半くらいには帰れそうな感じだったのですが、何となく嫌な予感はしていたのですが、駐車場出口がフィニッシュの道路沿いになってしまっていて、全て終わらないと出れない状況・・・。

仕方ないので、たくさん出ている出店や、桜や海沿いをふらふらしながら時間を潰します。この大会と平行して、ここではさくら祭りが開かれているようで、参加者数以上に人がいたように思います。

 

12時半まで待ってようやく規制解除。帰路につこうと思ったのですが、上記さくら祭りの規制がまだ続いていて、抜けるのにも一苦労でした。

大会の推奨は公共交通機関で、駅から徒歩1分もせずにメイン会場でした。なので、駐車場から出れなくなったことや、規制で抜けにくくなってしまったことも、全て自分の下調べ不足だと反省。こういう大会はちゃんと調べていかないとダメですね。。。

駅を挟んでメイン会場と逆側の駐車場の方が、値段も安くて規制の影響を受けにくかったと思います。

 

総論としてはすごくいい大会だったと思います。コースも気持ちよいし、地味にテクニカルなコースがまた走りたくなる(笑)。出店があったり、近くに商業施設もあるので、家族で来ても楽しめそうだなぁと思いました。

 

 

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